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ふしぎにオモウこと。

(2009-11-01)
かねがね不思議というか、ギモンにおもっていることが
あります。

うちは京都府の網野町立網野小学校というところへ
いったいたのですが(現在は京丹後市)、そこでは
小学校の4年生の半年間くらいをつかって
「丹後ちりめん」ができるまで・・・というのをやります。

西陣織でも清水焼でもそうですが、京都の伝統工芸は
みんな完全分業制なので、いくら家業がそのひとつで
あっても、全工程を把握している人は大人にせよ
子どもにせよ、一握りかもしれません。



うちの実家は、いわゆる糸店-いとみせ-というて、
生糸を商社から購入し、糸を織機にかけられる状態に
加工(撚糸、糸くり、整経など)、出機-でばた-屋さんや
自社工場で製織、加工場に出して精錬、それを製反して
室町の白生地問屋に卸すという仕事をしておりました。
実際に織る前の図案やネームのデザインや
それをあらわすためのツール、紋紙の製作なんかも。

丹後ちりめんを作っているところでも、うちのように
一貫してやっているところは珍しかったこともあり、
うちは小学校からはどんどん見学してもらってました。

子どもたちは、いろんなところで書物等を調べたり、
工場や工業組合へ見学に行ったりして、一通りは
製作工程を語れるまでになるわけです。


うちの子たちが小学校へ行ってまず不思議に思うたのが、
仁和小学校に手機の織機がボンとロビーに置いてある
ものの、それを動かすわけでなく、また子どもに説明をする
機会すらないのです。

本来、仁和学区は非常に機屋さんの多いエリアでした。
戦後、復員されて来た織り手さんが紙屋川沿いにたくさん
移り住まれた…ということも聞いております。

世の中の移り変わりによってか、現在その数はかなり減り
ましたが、それでも平日にはあちらこちらから機音が聞こえ
てきます。手機を織っておられる方もあります。

なのに、子たちの大半はこのことを知りません。
学校でも触れられません。わたしは非常に不満です。
何回は学校へ申し入れもしているのですが…。いまだに
実現をみておりません。

・・・と、まぁ、不満はともかく。

先日の京都新聞に以下のような記事が出ました。

CCF20091030_00000.jpg ←クリックで拡大します。

青少年科学センターでプラネタリウムを観ることも、
蹴上の浄水場へ見学へ行くのも必要なことでしょうが、
まずはこういうこと、しませんか?

西陣に生まれたのですから、きちんと西陣のことを
勉強してほしいのです。
そうすることで、自分たちの町に誇りと愛着を持てる
ようになるはずです。
町家の再生だの保存だのいう前に、まずは子どもたちに
京都の町を好きになって愛してもらうことが絶対必要です。


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非公開コメント

分業制であることは別にして、横の繋がりがなさすぎるような気がします。それと、はなから後継者を諦めてはるようなところも。

ぽん さま

横のつながりに関しては、卸の業者同士は機業組合とか産地組合、
また銀行がやっている(たとえば京●銀行であれば■友会とか…)
はあります。ただ、糸店なんて、最盛期であっても数えられる
ほどしか数がないです。

機屋さん同士はないですねぇ。親方さん(糸店とか織元)をトップに
すえたピラミッド集団ですから。他の親方さんとこの機屋さんとの
交流はほとんどないと思います。年に一回の機業組合の旅行くらい
ですか。ま、これ、企業秘密なんかもあって、交流するのがよい
のかどうかは微妙です。

同じ親方さんとこの機屋さんや職工さん同士の交流は、親方さん
しだいですね。熱心なところもあればほとんどないところも。
うちは旅行に行ったり、宴会したり、レクレーション大会とか。
出機屋さんだけでの親睦会も作ったはったような。
でも、これも糸店の規模にもよるでしょうし。よぅわかりません。


後継者問題は・・・長くなりますので、またの機会に記事にして
書きますね。ごめんなさい。
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