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雇用問題に関して思うこと。

(2009-03-06)
以前、まぐまぐでメイルマガジンを出していたことがあります。

京町家、扱こうてます!
━京町家・古民家専門の不動産屋エステイト信の風通信メイルマガジン━
「エステイト 信の風通信」創刊準備号が2002.09.08白露 の発行です。

一番最後が、2006.11.25師走目前号ということで、通算して87回出しました。


子たちが小さかったこともあり、お昼寝させるのにひざの上にのせながら
書いたことも、今となってはよい思い出です。


多少は時事ねたもありますので、どうしようもないものもあるにはあるのですが、
今読み返してみても、「結構、ちゃんと書いてたんやなぁ・・・」と。
で、雇用についてなんですが、2006.4.15 卯月号に
「ニート対策を講じるのもよいですが…」と題して以下のように
書いております。少し長くなりますが・・・

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先日、とあるTVを視ていましたら、国がニート(註1)対策に結構本気で乗
り出しているというようなことを言うておりました。ニート予備軍である小中
学生にもそれなりの教育をするとか。

日本の国のサラリーマンの生涯総賃金は約2.7億円だそうです。ニートの
場合は、約6.8千万円。つまり、約2億円余の差がでます。どうですか、ニ
ートはお得じゃないでしょ!というような授業を中学生にしていました。


これを視ていて、何かおかしいなぁ・・・と思ったのは、わたしだけなんでし
ょうか? ニートにならないでちゃんと企業に就職しましょう!というのは
正しい教育なんでしょうか?

日本は本来、現在のイタリアと同様に、サラリーマン率の極めて低い国家
でした。現在は、8割以上の日本人がサラリーマンなんだそうなんですが、
国勢調査が始まった1920年(大正9年)には就業者総数に占める自営業
主の割合は35.5%、つまり半数弱の日本人が自営業だったわけです。

この理由には農業人口の減少とともに小売業の衰退が挙げられます。い
わゆる「○○屋」さんというのがなくなってコンビニやスーパーになったり、
その形態もセルフサービスの店が増えて、人手が要らなくなりました。

かつて、日本では失業者というものはほとんど存在していませんでした。
家が自営であれば、たとえ出先で職を失っても家に帰って家業を手伝うと
か継ぐとかいう方法がありました。家を継がせるために、若い間の数年間、
他の店や会社に奉公に出したり、好きな道を進ませたりするということも
よくありました。子どもの方もそれを承知の上で、少し遊ばせてもらった…
という感じで、やがては家に戻り、家業に従事したものです。


つまり、職住一致が減ったということです。
またある側面として自営業(個人商店や職人)は、新しい法人・ビジネスを
生み出す苗床ともなります。現在の日本の開業率は3.7 %と低水準で、
かつ廃業率を下回っている状態であり、大きな問題と考えられています。
その理由は、「起業マインドの低下」「新規開業時における資金調達の難
しさ」「株式・有限会社などの法人設立に必要な資本金の敷居の高さ」「株
式公開までの期間の長さ」「失敗してもやり直しがきくシステムの不在」な
どさまざまなものがある(大久保氏…(註2)が、自営業の数そのものが減少した
ことを抜きに考えてはならないと思います。

一方、欧米諸国の多くは1980年代を境に自営業の減少に歯止めがかか
り、増加に転じています。特にアメリカでは、カーター政権以降の中小企
業支援策の影響もあり、また、インターネットの普及も手伝って、SOHO
(註3)などの新しい事業の形態の増加に発展して来ています。

現日本が、健全な日本国に戻るための一つの方法として、「職住一致」を
取り戻すことが肝要なのではないでしょうか? 景気が回復したり、ニート
対策がいろいろ講じられたところで、サラリーマン率が下がり職住一致社
会が戻ってこなければ、抜本的な改革とは言えないような気がするので
すが・・・。


(註1)ニート、すなわち「NEET」=「Not in Employment,Education or
Training」、直訳すると、「就業・就学・職業訓練のいずれもしていない人」
となります。英国での造語のようですが、ニートが増えると国としては税収
面↓となり、あまり歓迎はできないようですね。

(註2)大久保幸夫氏…株式会社リクルート ワークス研究所 所長

(註3)Small Office & Home Office

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当時はニートについて書いておりましたが、これ、現在の雇用状況に
対しても言えることなんやないでしょうか?

雇用問題を解く鍵は、「自営業」にありませんか?   
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私もニートとかホームレスのニュースを見るたびに、その場しのぎの支援より、なんで過疎の農村の空き家を整備して、作物を育てながら定住してもらい、自給率を上げるような対策にお金を使わへんのかと思てます。
すたれゆく職人技の伝承かて、できそうなもんやのに。
住むこと、食べることさえ保証されたら、生き続けるもんはたんとあるやろうに。

ぽんさま。

地方では、農業をしにきてくれる家族に家や田畑を無償もしくは
非常に廉価で貸与してくれたて何年か後にはくれてしまったり、
最初からある程度、くれたりするところもあるようです。

どのみち遊んでいる土地や施設があるなら、荒れるにまかせる
よりはずっと有効利用やと思うんですよね。

目先の●●対策よりは、腰をすえてもっとちゃんと取り組むべきやと思います。

「仕事をする=会社に勤める」ばかりやのうて…っていう選択肢を
ちゃんと子どもにも提示すべきやし。

私も商売人の町で生まれ育ったんで、親が会社勤めで団地に住んでる友達がすごい新鮮でした。
20歳過ぎまで、ほんとに家の中が家族だけ!で住んだ経験がなかったので。

そういう新規農業従事者が安全な作物を作ってくれて(それで食べていけるようになるには大変らしいですが)、消費者に直に届くシステムがきちんとできれば、多少高い値段でも買うという消費者もいると思うんですが。。。

夢風庵 さま

ほんまですね。

日吉町なんかは、そういう試みを町をあげて
やっているとききました。週末農業体験も
受け入れているらしいです。

自給率についてはまた改めて書きたいことも
ありますが、ほんま、雇用対策の前に自給率に
ついてもっともっと考えていかんと日本は
だめになってしまう気がします。

実は京都府って、意外と農業従事者多いんですよ。
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